刻印データ作成方法 & かぶせ彫り

本日のお題はコルトガバメントのスライドを使って データの作りかたの説明を!!

これは 私の作り方であって、自己流です。本式ではありませんので よろしく。

さて、HW材のガンで刻印が薄くなったからできれば なぞって深くほってほしいという依頼。

 たしかに少々薄くなってるけど、まだ文字は認識できるし、まだ深さもある。

逆にもっともっと薄ければ自由に彫れるんで楽なんだけど、ちょうど微妙なところ。

要望であれば、仕方ないのでやりますか。

スキャナーではちょっと読み取りにくいのでデジカメでフラッシュたいてなるべく正面から撮影。

次に全長を測ると 198mm×26mmだから、画像をそのまま縮小してと、この状態で文字を一文字ずつ

拾ってゆく。

パソコン内蔵の文字から この書体に似ているフォントを探す。

一文字ずつ大きさなどを変えながら画像の上にかぶせてゆく、コンマやピリオドも忘れずに。

データが出来たあとは 画像を消してっと、これで枠と文字が残ってデータ完成。

これをレーザー機で 紙に下焼きします。

それで、枠にぴったりとスライドを置けば、理論的にはその位置で文字を出力すれば出来上がりのわけだけど そうは行かない。

撮影で写真がゆがんでたり、縮小をちょっと間違えたり、置く時コンマ何mmずれたりとうまくいかない理由は 山ほどある。

躊躇しても進まないのでその上に透明のアクリル板を置き、弱いパワーで出力。

なんども微調整しながら本番にすすむのだが、いかんせん もとの刻印が薄いものだから、ルーペでのぞきながら何度もチェック。

細い目を思いっきり開きながら、何度も確認しええいこれでどうだと本出力。

 

1回目の出力で結果は分かる。

3行もあるのでしっかりあわせたつもりでも どこかにひづみが出る。

あとはリピートボタンを押して 深さの調節だが 深すぎくらいに彫れば、

後からペーパーを掛ければ 前の刻印を消せるし、塗装するなら問題にならないレベルだとおもう。

同じ要領で反対面。

拡大画像でこのくらい合っていれば上出来の部類。

肉眼ではほとんどわからないとおもうけど・・・。

まだまだ甘いっていうお方は 片目でみることをお薦めします。

そうそう、フレームも彫ってといわれてました。

これは 既存刻印は無いから 位置あわせだけを慎重に。

△Pと数字の6

このちいさなマークや数字も 入りますよね。

HW材は レーザー加工が適しているので ほぼデータ制作したとおりの線太さで

刻印可能です。

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