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Q 友人にZIPPOライターのプレゼントをしようと思いますが、気に入ったデザインのZIPPOがないので自分のオリジナルデザインで制作してもられますか? 納期としてはどのくらいでしょうか?
A 無地のZIPPOライターにオリジナルデザインを施す場合には、いくつかの方法があります。
まず、ZIPPO自体が、鏡面タイプであるか、着色コーティングされているかにより、レーザー彫刻の 可否が分かれます。 レーザー自体は光による彫刻ですので、鏡面(白い無地)は、反射し彫刻されません。傷もつかず、無反応です。
よくある青系・赤系などの着色コーティングされている無地ZIPPOには、レーザーは適合しております。よって、人物写真、ペット写真などの精密表現彫刻も可能となっております。
* 鏡面(白い無地)タイプの場合は、金属彫刻機によるケガキ・打刻という2つの技法をとります。
ケガキというのは、非回転のダイヤモンドカッターで直接 線引きするように筋を付けて行く方法です。
この応用編として、ハッチフル・島彫りという立体彫りがあります。
これは、彫刻凹部分を何回も往復することで、より美しく、立体的に見せる技法です。
もうひとつの技法 打刻とは、ダイヤモンドカッター刃を 上からたたき、点の傷をつけていく方法で、新聞記事の 写真なども、無数の点を集めて、写真となっていますが、その要領で、写真などを彫る場合に用います。これを点描画といいます。ただ、これは、深さ自体はない為、長年使用すると、うすくなるという欠点はあります。
*その他着色ZIPPOは、前述の通り、レーザー・金属彫刻機と両方の技法が使用できますが、金属彫刻機で彫った場合に、まれに、メッキ部分がピリピリと剥がれてくることがありますので、注意しています。
* その他技法として、大きなデザインなどの場合、サンドブラストといい、デザイン部に細かな砂を吹き付けて その部分だけに傷を付け、表現する方法がありますが、小さな文字などには、むきません。
各技法とも、データさえしっかりと制作できていれば、加工時間にはさほど差はありません。
ですので、ライター彫刻はデータ制作が命ということになります。
お客様の希望位置に希望する書体・大きさ・デザインで、刻印前データを制作します。 刻印前には、校正を合成画像の形で提示し、確認了承後に刻印という流れでやっております。
ソフトには、コーレルドロー・イラストレータ というドロー系ソフトを用います。 ですので、お客様自ら イラストレータで制作したデータを入稿くださると、その間の手間が省略できることとなりますので、加工料金も安く出来るという仕組みとなっております。
最近ではイラストレータ自体のバージョンも12くらいまで上がっているとおもいますが、当店では、出力側の機械設定の関係で未だにイラストレータ バージョン8を使用してます。(これが、適合してるのです。)
ですので、メール添付などで、ご入稿下さる場合は、データをまずイラストレータのEPS形式で名前をつけて保存ください。
そうすると互換性の選択場面が現れますので、そこで、8.0をお選びください。これで大丈夫ですので、そのままメール添付ください。
納期の件につきましては、データ制作の有無などにより差はございますが、おおむね3日〜1週間程度で返送・出荷しております。
プレゼント日などに余裕がない場合には、お知らせくだされば、特急仕上げで対応いたしております。
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