持込 金属素材に刻印する時は 硬い金属刃を使う方法と・・・

ずっと探してた、ずっと考えてた。

思わず「やったァ」って叫んでしまう。

「イメージとおり これがしたかった、大・大・大満足!」

そんな刻印は いかがですか

 

 

「○○○に刻印ってできますか?」


電話のむこうから 刻印の問い合わせでです。
こちらは 商品名から加工に使う機器を考えます。

硬い金属だっていっているので 金属彫刻、金属加工かな なんて思っています。


「それってどのくらいの大きさでしょうか?」


「ちいさいですよ。」


聞き方が悪かった!。これでは何も分からない。

金属加工機の一度設置したあとの稼動サイズは 225mm×80mmしかない。

これ以下のものでなければ 刻印できない。

また 商品、材料自体ももう少しおおきもので、きっちり固定できるものしか刻印できない。

伝えたところ なんとか大丈夫そうだ。
次は、なにがしたいのかが気になる。


「どんなことがしたいですか?」


「自分で書いたイラストとデザインを品物に彫ってプレゼントしたいんです。それと名前と日付も、あとでゴールドに色をつけたい。」


なるほど、オーダーメイドだな、でも 場所やスペースは充分なのだろうか?
その場所はまっすぐ平らなのだろうか?
金属加工は 基本着色不可だし・・・。


「わかりました。刻印自体は可能な感じですので あとはその商品の画像を撮って 刻印内容といっしょにメール添付で送ってくれますか。

写真(画像)を見ないと 電話ではこれ以上わからないんですよ。また、これからも合成画像を使って、位置やフォント、スペル確認なんかで どうしてもメールが必要なんでお願いします。あと、お名前と電話番号もお願いしますね。」


「了解、手書きだけど簡単なイメージ書いて送ります。」
 
メールのやり取りもスムーズに行って受注決定、 今日、商品が送られてきた。
商品のサイズや形状を確認し写真をとって それにお客様の刻印希望内容を合成する。
データ制作が必要な場合は「商品到着しましたよ」とだけ連絡して、すこし時間もかかります。


金属商品というとまず硬いとイメージしますが アルミや銅 真鍮なども含まれますので 硬いとばかりはいえません。

当店によく持ち込まれる金属といえば ステンレス、シルバー、アルミ、真鍮などがそれにあたり

商品でいえば 腕時計、ステンレス表札、金属ジッポライター、シルバープレート・ドッグタグ・マネークリップ

モデルガン、トロフィープレート などがあります。

これらのものの多くは レーザーでは刻印出来ません、光のため反射して有効な刻印法とはなりません。

ですので これらに刻印する場合は サンドブラストによる刻印と金属彫刻機による金属刃刻印

ルーターによる手彫りとなります。

 

このうちの金属刃刻印をこのページでは ご紹介します。

当店の彫刻機はそう大きくはありません。

商品固定は 225mm×225mmくらいまでは 彫刻機にかけることはできますが

一度に刻印できるスペースとしては 中央部の225×80mm程度が限界となります

ですので 少々大きいものなら 縦においたり 横に置いたりして調節していますが

小さなプレートやライター 腕時計などは 充分なおおきさです。

 

この機械では 最小0.8mmくらいの文字までは読める程度には刻印できますが

実際に刃を引きずりながら刻印してゆきますので あまり小さな文字は厳しいです。

また、漢字は画数が多いので この「漢」の字などは 大変な部類です。

よく腕時計の刻印で 「祝 還暦祝」などと刻みますが 刻印スペースが狭く 小さい場合は

頭を抱えます。

なんとか 60th ANNIVERSARY に代えてくれないかとお願いしたりします

実際に 刻印していると 日本語は画数が多いなあと気づきます。

 

また別な難点として 金属刃彫刻では 実際に商品に刃を押し付け ケガいてゆくので

固定・平面というのが 最重要となります。

商品を万力のようなもので固定し 加工しますが 刃に対してまっすぐ平行というのが大事です。

よく彫刻面は平行ですが その底が丸まっているというのがあります。

腕時計などに多いのですが  裏蓋は平行 前のガラス面がゆるくカーブというのがあります。

両端を固定しても 刻印の際に ぐらぐらとして安定しませんので とてもきを使います。

この先は 企業秘密ですが しっかり安定する方法をとっています。

 

金属彫刻の場合は レーザー彫刻のように スキャナーさえすれば そのとおりに彫れるというのではありません。

文字でもイラストでもすべて アウトラインデータという線のデータに変換する必要があります。

その線(ライン)の往復により かたちとなってゆきます。

 

データ制作時間 小さな文字 危険度 などで 同程度のスペースへの刻印では

 やはり 一番高い刻印法ということになります。

 

が、仕上がりはさすがにきれいで 刻印と呼べる深さもあり 高級感がある刻印の中の刻印

キング オブ 刻印 です。

 

さあ、あなたもオーダーメイド挑戦しましょうよ!!

 

ここまでで不明な点があれば お電話ください。

加工担当が直接お答えいたします。

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お気軽にご相談ください
0885-33-3695

受付時間 :  9:30〜22:00      

 

メールでのご相談は24時間受付
  info@ishicyu.jp



 

ご相談手順

 

 商品のどこに刻印するかを決めます。

財布などの場合は 180度開かない内側への刻印はできません。

 

 お考えの刻印内容・資料を用意ください。

イラストやデータはメール添付でお送りください。

 

 どんなフォントが似合うか 考えます。

フォントは2つまで選ぶことができます。


文字はこちらから選択 ⇒ 刻印フォントのページ

 

 以上が決まれば メールを送ります。

 

 おおまかですが 合成画像の完成イメージが返信されます

修正点などを連絡、紙に書いて商品とともに発送となります。

クリック  まずは見積もり依頼  クリック

トロフィー・メダルなどに刻印する場合、既製プレートに印字し貼り付ける方法も

あります。 直接の刻印よりも手軽な金額でできます。もちろん一枚からOKです。

*トロフィーは使いまわしをするから、プレートだけ彫刻して欲しい

*側面に名前だけ刻んだプレートがほしい

そんなお客様もたくさんいらっしゃいます。

ですから、既製プレートのみの販売もおこなっております。

既製プレートで大きさが合わない場合は、金・銀の2層アクリルで

別に制作することも可能ですので、ご相談ください。

 

既製プレートのサンプルはここをクリック

 

お問い合わせ・ご注文はこちら(↓)から!

 昔、なんでも彫れますと宣伝してたら、ジッポライターを持ってこられました。
慌てました。金属へはレーザー彫刻機は駄目なんです、光が反射するから
でしょうか、特別な薬を塗りその上からレーザーを照射する方法はありま
すが、深さもないし駄目ですよね。

そこで、ダイヤモンドカッターで打刻、けがきする金属彫刻機導入いたしました。
曲面は無理なんですが、ある程度平面な物なら大丈夫、書体も選べるしこれまた優れものなのです。
現在は、ライター類、金属ストラップ類、スプーンなどなど利用してます。

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これは持ち込み品への彫刻ですが、店には無地のZIPPOを在庫してます。
そちらに、メッセージ、写真、直筆文字など思い思いにオリジナルで制作できます。
愛煙家のお父さんにメッセージZIPPOいかがですか?
私もたばこ吸いますが、妻・娘なんかから「身体に気をつけて吸ってね」なんて
メッセージ入りZIPPOもらったら、ライターつけるたびに涙ものですよ
思わずいっぱい吸っちゃいます。(違うか)


それはさておいて既存のジッポが嫌な皆さん、是非ご依頼ください。

それも嫌な自分で見つけた貴重なジッポ、自分だけの宝物ジッポへの刻印
ご希望のかたはまずご相談ください


ライターへの彫刻といっても、いろんな彫り方がございます。


金属彫刻機で打刻・ケガキする方法、種類によりますが、レーザーが使えるものもあります。


また、レーザーとサンドブラストを組み合わせた方法もあります。
最近当店では、お客様のデザインをそのまま形にする

オリジナル刻印サービスに力を入れることとしました。

* 企業ロゴや法人マーク

* お客様の考えたイラストやマンガ
* さまざまなエンブレム
* 斬新なデザインや写真
いままで、およそどこも制作してくれなかったものを、

1個からデータをつくって、制作いたします。
イラストレータなどでデータ制作が出来る方は勿論、

JPG画像を送ってくれるだけで あとは、当店がすべておこないます。
そのデザインに一番合った金属彫刻技法で、すばらしい1品に仕上げます。
彫刻技法の違いとご注文はここをクリック

 

まずはご相談下さい。


2008年12月より持ち込みデザイン・持込ジッポへの彫刻を中心にやっております。
持ち込み商品への加工に関しては、おそらく日本一安く彫刻しております。
あなたのイメージお聞かせください



 
                     

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阿波おどり用品からトンネル銘板、甲子園グッズから自衛隊グッズ。
自作の表札、手づくり表札のお手伝い。メモリアルや希少価値、付加価値。
一つ1個しか必要ないもの、そんなオンリーワンのための名入れ工房です。
持込み商品に彫刻OKは国内でも少ないサービスです。
なぜ、持込み商品に彫刻可能なのか、それにはちゃんと訳があります。